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2021年度 報恩講子ども大会

開催日時 2021年10月9日(土)
会場 本願寺広島別院

10月9日(土)、3年ぶりに本願寺広島別院に子どもたちの笑顔と笑い声が響き渡りました。コロナ禍において行った「第52回 報恩講子ども大会」。4単位会、46名のお友達にご参加いただきました。
緊急事態宣言が明けたとはいえ、今回は時間を短縮し、「アトラクション」と「仏の子探検隊」の2つにして、飲食を伴う内容は中止しました。

アトラクションでは、安藤秀明さんによる人形劇を覩ました。ウシさんとウサギさんの面白おかしいやり取りに、子どもたちからは笑いの声も。そしてそこから親鸞聖人の幼少期のお話へと移っていき、どんどんと人形劇の世界に引き込まれていきました。「相手のことを思いやる心の大切さ」「命の尊さ」などが伝わったように思います。

「仏の子探検隊」とは、別院内の5か所のチェックポイントに謎解きを配置し、ポイントごとの謎を解きながら別院内を探検していくというものです。また、各ポイントにはひらがながいくつか隠されており、それらを集めて並べ替えると、ある言葉になるというゲームも加えてみました。子どもたちに感想を聞いてみると、「簡単だった~」「すぐに分かったよ」とのこと。推進委員で解いた時には随分と時間がかかっていたのに…。あらためて子どもたちの頭の柔らかさを感じました。

今回の大会に向けて、推進委員会では、まずはコロナ禍においてこの大会をするのかしないのか、という議論から始まりました。さまざまな意見が出る中、「何とか開催できる方法を考えよう」という方向に。そして、昨年度の反省も踏まえながら、募集人数や対象学年、イベントの内容、進行の仕方などを事細かく考え、感染症対策が充分になされているかのチェックを行いました。初の試みなので、子どもたちにどれだけ楽しんでいただけたかが心配ではありますが、新たな方法で開催できたということは、今後の少年連盟の財産となったと感じています。

今回の開催に際して、多方面からのご尽力・ご協力をいただきました。感謝の意を示すとともに、来年度も子どもたちにとって楽しく、お念仏相続に繋がる大会を考えていきたいと思います。

安芸教区少年連盟
報恩講子ども大会実行委員長
(山県郡北広島町・超専寺)上原 顕照

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