2023年度 前期指導者学習会
| 開催日時 | 2023(令和5)年5月25日(木) |
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| 会場 | 本願寺広島別院 共命ホール |
今年の前期学習会は、里山循環型コミュニティ寺子屋洋燈の代表、藤井優 氏に「夢の叶え方と令和時代の導き方」という講題で講義をしていただきました。
まず、講義前にけん玉パフォーマンスが始まり、指導者学習会参加者は驚きながらも夢中になってパフォーマンスを観ました。
場が温まったところで講義が始まりました。講師は、公立中学校教諭、塾講師、通信制高校教諭、フリースクールと児童デイサービスの代表を経て脱サラして浅原に移住し村づくりに取り組まれています。
教育の現場から見た子ども達の現状を取り巻く環境として、不登校者の増加を挙げられる。不登校の理由として最も多いのが、無気力によるものなのです。
講師は無気力による不登校に関して、幼少期における五感を使った体験が不足しているからではないかと指摘された。
『生きる活力』を失った日本に生きる子ども達にとって、夢を持ち夢を叶えるための目標設定をすることが大切で、先行く大人は先生ではなく伴走者として子どもに関わってほしいと話された。
目標設定の仕方として、目標を抽象的にして手段は具体的にすること、取り組みやすい環境にすることや継続することの重要性、まず大人自身が楽しんで取り組むこと。子ども達には方法論ではなく大人が経験によって得られた本質を実践し伝えることが大切だという講義でした。
終始熱のある講義で質疑応答も多くあり、前期指導者学習会は盛況に終えることが出来ました。