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親鸞聖人御誕生850年 立教開宗800年 慶讃法要記念行事「青少年教化推進者のつどい」ー未来を担う推進者の育成をみんなで考えようー

親鸞聖人御誕生850年 立教開宗800年 慶讃法要記念行事「青少年教化推進者のつどい」ー未来を担う推進者の育成をみんなで考えようー

開催日時 2023(令和5)年3月29日(水)
会場 (法要参拝)本願寺 御影堂 (つどい1部)龍谷大学附属平安中学高等学校 講堂 (つどい2部)リーガロイヤルホテル京都 春秋之間

2023年3月29日(火)に「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要記念 青少年教化推進者のつどい」が少年連盟中央行事として行われました。午後の慶讃法要に参拝した後、龍大付属平安高校の講堂へ移動し、レモンさん(山本シュウ)の記念講演を聞きました。

レモンさんは、レモンの被り物をし、関西のおせっかいおばさんという風貌で現れ、会場を一瞬凍りつかせました。ですが、話の内容は「現代の子どもたちの置かれている状況」や「昭和に育った私たちの価値観の再認識」、「悩みを抱える子供たちとの接する上で心がけること」など多岐にわたるものでした。その中でも心に残っているものの1つとして、合言葉にされている「We are シンセキ!」があります。その精神について次のように話してくださいました。

「車に乗っていて無茶な運転で割り込まれたら、『危ないやろ!』と怒るけれど、運転しているのが親戚のおばちゃんやったら『何やおばちゃんか~。気いつけてや~』と許す。相手もたまたまミスしただけかもしれない。だから語尾に『危ないやろ!、親戚!』とつければ、テンションがガーッと下がって愛情も出てくるし、何よりイライラする時間が減ってハッピーになれる。友達に対しても親戚やと思えばもっと優しく、もっとおせっかいができる。これを僕は“シンセキ・マジック!”と呼んでます。」

確かに気持ちに余裕がないときには、自分の我が強く出てしまい、相手のことを考えることができなくなることが多々あるように思います。ですが、そんなときに「~~、親戚!」をつけることにより少し冷静になれる。よそのお子さんであっても親戚と思えば、心持ちが変わってくる。子どもたちと接する上で、関係性を築く時などに大切になる言葉であると感じました。

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