2024年度 前期指導者学習会
開催日時 | 2024(令和6)年5月24日(金) |
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会場 | 本願寺広島別院 共命ホール |
子ども向け法話について
地域や民間の子ども会とお寺の子ども会、一番の違いは仏さまのお話を聞く時間があることだと思います。要である仏さまのお話を、毎月子どもたちにどのように伝えたら心の隅にでも残ってくれるだろうかと頭を悩ませています。
この度の少年連盟前期研修会では多くのヒントをいただきました。
講師の苗村隆之先生はまず、聞いてもらえる空気を作る重要性をお話くださいました。
「みんなのこと大好き!」と伝えること、ハイタッチや手遊びなどで惹きつける方法はすぐに取り入れたいと思いました。また、「素ばなし」の魅力も伝えてくださり、しっかり時間を費やして練習をすること、恥ずかしさを捨てることなど指導者の心構えを見直さなければならないと感じました。「ジャータカ物語」や「共命鳥」、「うさぎとかめ」など素ばなしの実演は、その表情や声、何より先生自身の楽しそうな様子に惹きつけられ、聞いているこちらも楽しくなりました。大切なことだと思いました。
子どもたちを取り巻く社会には色々な役割がありますが、「あなたはあなたでいい」と伝えていけることがお寺の子ども会の役割であることを改めて気付かせていただました。 これからもがんばろう!と思えた研修会でした。