2023年度 浄土真宗本願寺派少年連盟 第10回少年教化推進者研修会
開催日時 | 2023(令和5)年9月12日(火)~13日(水) |
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会場 | 聞法会館 〒600-8357 京都市下京区堀川通花屋町上ル Tel.075-342-1122 |
9月12日、13日にかけて京都にて行われた少年教化推進者研修会に参加しました。足立力也
先生の講義を聞いたり、他の地方からいらっしゃった方達とセッションをしたり、模擬子ども会など
を体験したり、とても有意義な研修会だと感じました。特に、他の教区からの参加者の方達から
それぞれのお寺の子ども会の活動内容を聞いたり、子ども会活動において悩んでいることなどを
聞いたり、意見交換などを行ったりしたことは、とても興味深かったです。
また、私がこの研修会で、特に印象に残ったことは、模擬子ども会で子どもの立場として参加を
させていただき、仏参やゲームを行ったことです。子ども会に参加しているときに、子どもたちが
どんなことを考えながら参加しているかを考える機会をいただいたことは、私にとってとても学び
があるものでした。
例えば、12日の夜にキャンドルサービスの模擬体験を行ったのですが、その時に自分の組の
サマースクールで行うキャンドルサービスのことを思い出しました。はじめに子どもたちにアルミ
ホイルとロウソクを配り、その後指導者の説明があります。子どもたちはアルミホイルが気になっ
て、チャリチャリと音を鳴らしたり、いじりすぎて破れたり、穴が空いたりして、指導者の話に集中
できません。私はそんな時に「ちゃんとお話を聞かないと怪我をするよ」「先生の話を聞こうね」と
声をかけていました。しかし、実際に自分が子供の立場になり、アルミホイルやロウソクを配られ
ると、いじりたくなる気持ちがとても良くわかりました。そして私はこれからは「先生のお話がある
から、アルミホイルは床に置いてお話を聞こうね」と声をかけようと思いました。
もともとは子ども会に参加する立場だったのに、指導者側として参加するようになり、子どもたち
がどのようなことを感じ、考えているのかをきちんと考えられなくなっていたことを反省しました。
今回の研修会に参加したおかげで、キャンドルサービスの時だけに限らず、ゲームをしている
時やお勤めをしている時に子どもの立場に立ち、声かけを考えていこうと思うことができました。